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Bond
オリンパスはどこへ行くのでしょうか・・・?





最近の報道では、東京証券取引所が、あの「損失隠し」のオリンパスについて

上場維持の決定をするとの観測が出ています。

新聞などによりますと、この「損失隠し」が悪質ではないとの理由だそうです。

うーん??

「損失隠し」に悪質とか良質という概念があるとは初めて知りました。

私は、東京証券取引所のこの判断に何か異論があるわけではないのですけれども。

有料銘柄と言われ続けてきたオリンパスの株式を上場廃止とすることの影響は

決して小さいとは思えませんので、同社の再生可能性が合理的に見出せるのであれば

それも 有りだと思います。



ただ、今回のケースは、最初から結論ありき!!と思えてなりません。


粉飾決算や有価証券報告書の虚偽記載で上場廃止と言えば、

カネボウ、ライブドア、 西武鉄道などを思い出します。

東京証券取引所の基準では、これらの事件には「悪質性」があったということになります。



今回の東京証券取引所の判断は、オリンパスの事件発覚後最初に設けられた

第三者委員会なるものの報告書の内容が大きく影響しているようです。

この第三者委員会の報告の中で驚くべき!表現がありました。

私はこれを弁護士をしている友人から聞き素直に??@@と感じました。

弁護士でもある委員長はこう言っております。

表現が若干正確ではありませんが、、

「オリンパスの今回の損失隠しは企業ぐるみとはいえない。」

「同社の一般従業員の方々はまじめな人たちばかりで、、、」



要するに、損失隠しは一部の経営陣だけがやったことであり、

その他従業員の人たちはまじめな人たちばかりだから、

企業ぐるみといえないと言うわけです。



?? 決して一般従業員の人たちがすべて関与していたわけではなく、

業務執行の重責を担っている経営陣が、

合議機関である取締役会などを通じて違法性のある決議などを行った場合でも

「企業ぐるみ」というのではないでしょうか?

また、この第三者委員会の委員長は、過去に上場廃止になった

カネボウ、ライブドア、西武鉄道の従業員の人たち

がまじめな人たちではなかったとでもいうのでしょうか?


これらの企業の従業員の殆どの人たちが私たちと何も変わらず、

善良かつ健全な市民であったことに変わりはないと思います。



こんな訳のわからない判断理由などを無理やり考えたのは誰なのでしょうか?


「オリンパスが上場廃止になることで株主、債権者、取引先、

その他ステークホルダーへの影響があまりに大きく、

同社の上場企業としての今後の活動継続が社会に望まれている」

とでも言うだけでよかったのではないでしょうか?



同社が行った損失隠しは20年近くにも亘るものです。

カネボウは5期分の粉飾でした。



「悪質性」などというどうにでも解釈できる基準を持ち出すのではなく、

もっと明快に説明して欲しいものです。


世界の投資家が今もオリンパスへの処遇と「説明」をウオッチしています。

決して日本マーケットへの信頼が損なわれないようにして欲しいものです。



今日は少々受け売りの話になってしまいましたけれども・・。

明日の東京は雪^^お寒いですが、、ごきげんよう。
posted by yuz | 社会 | -
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